既存施設の再生でターゲット層を転換 新富町で宿泊施設を〝再定義〟
住宅新報 2026年5月12日 号 7面

家族連れのインバウンドニーズを想定した客室
都心部で宿泊施設の〝再定義〟が進んでいる。アパートメントホテルやマンスリーマンションを手掛けるケンズプレイス(東京都港区、高橋兼光社長)はこのほど、東京都中央区で既存のホステルを全面改修したアパートメントホテル「TOMI.」(全8室)を開業。ターゲット層を大幅に転換した。
東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩1分、都営浅草線宝町駅から徒歩5分、JR京葉線・東京メトロ日比谷線八丁堀駅から徒歩5分、同築地駅から徒歩8分の10階建てビルを1.2階にカフェ、3~10階に1フロア1室の客室とした。客室は全室約76㎡、最大6人の宿泊を可能とした。
改修に当たり、設計は建築家の芦沢啓治氏が担当。1フロアを丸ごと1室とする構成により、都心では希少な広さとプライベート性を確保した。インバウンドなどによる家族・グループの利用を想定すると共に、室内はダイニングやリビングを一体化した設計とし、ガスコンロや炊飯器なども備えるなど、長期滞在にも対応する仕様とした。























