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プレミアム会員限定三菱地所レジ 有料老人ホーム 自社初「木造」で 金融商品化も視野

住宅新報 2026年4月28日 号 4面

マンション・開発・経営
木造でも大空間を実現

木造でも大空間を実現

 三菱地所レジデンスは4月23日、自社初の木造による有料老人ホーム「チャームプレミア桜新町」(東京都世田谷区、全62室)の構造見学会を開いた。地上3階建て(延べ床面積は3368m2)の大規模木造建築物。2×4工法を採用し、柱の配置を工夫したり強固な梁を採用したりすることで、木造ながら大開口・大空間を実現した。木材使用量は912m3で、そのうちの約半分が国産材。建設コストは「RC造と同等程度」(同社)という。11月末に完成する予定だ。

 同社は土地を取得して開発し、運営事業者に賃貸した上で投資家に売却するというスキームでこれまでに約50棟の有料老人ホームを開発してきた。いずれもRC造(一部S造)で、木造は今回が初めて。同社執行役員投資アセット企画開発部長の渡辺昌之氏は、「有料老人ホームというのは3階建て、4階建ての低層が多く、いつかは木造に挑戦してみたいと思っていた。居住者に、穏やかで豊かな時間を過ごしてもらうために、木のぬくもりが感じられるような、温かみのある施設がつくりたいと思い、ハイグレードで大規模な耐火建築物を目指して2年ほど前から検討してきた」と話した。

 木は炭素を固定し貯蔵する特性があり、環境負荷低減にも寄与する。設計上の工夫などにより、RC造と同等の性能やグレード感を持たせることが可能となった。また、竣工後は、三菱UFJ信託銀行を受託者とする金融商品化を目指している。

 建設地は東急田園都市線の桜新町駅から徒歩10分の場所。2508m2の敷地に、中庭を囲むように建物をコの字型に配置する。介護付き有料老人ホームで、運営はチャーム・ケア・コーポレーションが担う。

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