企画記事 空間創造 ブッシュクロフィード 萩原達弥 代表取締役に聞く (下) 「点の開発」で街を変える
住宅新報 2026年3月24日 号 7面
――『点での開発』で街を変える、新しい視座ですね。
「東京の開発は、量よりも質を追求する時代に突入したと思っている。面での都市開発は確かに面白いが、実態を見ると、空室が出やすかったり、特定のテナントしか入居できないなど使い勝手が今一つのケースも散見され、本当に必要なテナントを誘致できていないように感じる。当社では、点の開発で仕入れる物件を購入する際に、その地元の商店街などに入り込んで街をどうしたいかを議論する。街をどうしたいかは意外に話し合われている。そこに当社のような不動産事業者が参画することで一緒により良い街の形成につながる。面の開発で様変わりするのも一興ではあるが、残さないといけない点の資産も存在し、それを生かすことも必要だ。普通の収益ビルではなく建築家によるクリエーティブな空間を作り上げて相場賃料より高い収益物件として街を活性化する。
不動産の仕入れは、その地域に何が必要かを徹底的に議論して決める。すべてを商業施設やオフィスにしたいわけではない。例えば東京・目黒ではペット専用マンションを推進している」






















