〈1面からの続き〉 ―日本人文化論― 迫られる意識改革
住宅新報 2026年3月24日 号 4面

賃料上昇局面に拡大しつつある定期借家。今後の動向が注目される
「値上げ幅をどうするかは難しいところだが、適切な範囲であれば受け入れてもらえるはず。資本主義なのだからインフレを基調に物の値段が上がって給料も上がっていくことが理想だと思う」とアートアベニュー社長の藤澤雅義氏は話す。
定期借家の普及は事業者にも意識改革を迫る。昨今の家賃の上昇ぶりには日本財託管理サービスの担当者も目を見張る。「かつては古くなった物件の家賃が上がることなど考えられなかった。というか今まで築年数が経てば家賃は下がっていくのが当たり前と考えられていた。それが今は何もしなくても上がっていく。昔は家賃を上げるためにはリノベーションなどの投資をしなければならなかったが、今は原状回復だけで上がっていく。もちろんエリアによってだが」。
リノベーションなどの付加価値なしでも家賃が上がっていくとすれば、継続して住んでいる人の理解は得られるのだろうか。





















