不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第91回 不動産学で拓く沖縄の未来 運営・収益構造からもアプローチ
住宅新報 2026年3月10日 号 7面
私は沖縄県出身で、生活する中で住居に関する悩みや、沖縄特有の課題を感じてきた。これらに対して、不動産学の視点から解決策を提案したいと考え、卒業設計に取り組んだ。
まず、沖縄県が抱える主な課題として基地返還跡地の利活用、少子高齢化、住宅不足、所得水準に対する家賃負担の大きさ、建物の老朽化を挙げ、資料分析で整理した。対象地は浦添市に位置する駐留軍用地の1つ「牧港補給地区」で、利便性と景観性を兼ね備えたエリアである。
設計コンセプトは「内外の融合」とし、琉球建築の開放性や沖縄の気候・風土に適応した知恵を現代住宅へと再解釈する。沖縄在住の家族を主な対象とし、様々なライフスタイルに適するゆとりのある3LDKを計画する。
























