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スタンダード会員限定アットホーム調べ 地場景況感調査10~12月期 9エリアで前年同期下回る 来期見通しは全エリア上昇

住宅新報 2026年3月10日 号 7面

売買・賃貸仲介

 アットホームが北海道、宮城県、首都圏(1都3県)、静岡県、愛知県、近畿圏(2 府1県)、広島県、福岡県の13都道府県14エリアの5年超の仲介業歴がある加盟店を対象に実施した「地場の不動産仲介業における景況感調査」では、2025年10~12月期の賃貸仲介の業況DIは、首都圏が49.0と前期と変わらず、近畿圏は44.9(前期比0.3ポイント上昇)だった。一方、全14エリア中9エリアで前年同期比マイナス、7エリアで前期から下落した。

 首都圏では4エリアが前年同期比上下幅2ポイントの範囲内で推移する中、千葉県は前年同期比で4.9ポイント上昇。東京23区は、DI50を維持。事業者からは値上げした家賃が受け入れられているといったコメントが見られた。近畿圏では大阪府は法人や外国人の需要拡大が指摘。一方、京都府は前期比・前年同期比とも下落。その他エリアは、6エリア中4エリアが前年同期比マイナス。特に北海道・広島県が大幅に下落した。

 来期(26年1~3月期)の見通しDIは首都圏49.2(今期比0.2ポイントプラス)、近畿圏48.2(同3.3ポイントプラス)など11エリアで上昇が見込まれる。

売買は10エリアで横ばい埼玉・京都は大幅プラス 売買仲介は、首都圏が46.1(前期比0.4ポイントプラス)で前年同期比1.7ポイントプラスと、21年1期以来DI45を挟む狭い範囲での推移が継続。近畿圏は44.1(前期比3.1ポイントプラス)。エリア別では14エリア中8エリアで前期比を上回り、前年同期比は10エリアで上下幅2ポイントと横ばい傾向だが、埼玉県と京都府は大幅に上昇。京都府は唯一DI50超を維持した。

 首都圏では東京23区のDIは49.2と高水準を維持。一方、都下は前期比・前年同期比とも下落。価格高騰で中古物件のニーズが高まったとの指摘も見られた。一方、埼玉県は前期比・前年同期比とも大幅に上昇。賃貸から購入へのシフトや都内からの流入がうかがえた。近畿圏は大阪府・兵庫県が前期比上昇も前年同期はマイナス。京都府は前年同期を7.0ポイント上回った。その他の6エリアは横ばい傾向だが、宮城県は前期比・前年同期比とも下落。DIは2期連続で30台だった。

 来期の見通しDIは、首都圏43.9(今期比2.2ポイントマイナス)、近畿圏42.5(同1.6ポイントマイナス)など、実需層の買い控えなどを懸念し、12エリアで下落が見込まれる。

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