東京カンテイ データ白書 中古マンション高騰が鮮明 実需の受け皿 戸建てに視線
住宅新報 2026年2月10日 号 6面
東京カンテイがまとめた『マンション・一戸建て住宅データ白書2025』によると、首都圏のマンション価格は新築・中古ともに大幅な上昇が続いており、特に中古マンションの伸びの強さが際立っている。
2025年の新築マンション一戸平均価格は9055万円と前年比20.3%上昇し、平均坪単価も16.9%上昇の484.3万円と500万円に迫った。同社は、新築マンション市場について「建築費の上昇が続く中、大手ディベロッパーは価格転嫁が可能な都心立地に供給を集中させ、世帯年収の高いパワーファミリー層を主な販売ターゲットとしている」と分析する。広さへのニーズも強く、平均専有面積が前年から拡大した点も特徴だ。
一方で、中古マンションの価格上昇は新築を上回る。首都圏の中古マンション一戸平均価格は5538万円と前年比26.8%上昇し、初めて5000万円台に到達。平均坪単価も293万円と同24.3%上昇した。同社は「新築マンションの供給減少や価格高騰を背景に、実需層の受け皿として中古マンションへの堅調な需要が続いている」と指摘する。築浅中古マンションについては投資家の関心も集まりやすく、取引の活発化が価格を押し上げている。






















