野村不など 物流効率化へ実証実験 自動で荷役、待ち時間削減 「自動物流道路」実現へ
住宅新報 2026年2月3日 号 4面
野村不動産やIHIなど7社で構成する企業グループは1月29日、国土交通省が推進している「自動物流道路」実現に向けた実証実験を、同社の物流施設「ランドポート横浜杉田」(横浜市金沢区)で実施した。物流効率化を目指し、トラックの到着時刻に合わせて、無人フォークリフトが自動倉庫から荷物を搬出し、トラックに積み込むという一連の流れを、IHIなどの統合運用制御システムを活用して実施した。自動物流道路の拠点の運用条件整理やドライバーの荷待ち時間削減効果を検証するため、自動荷役に必要な面積や作業時間などを計測した。
実験では、同施設に近づいてきたトラックからポイント通過通知を受けると、自動倉庫から搬出された荷物を無人フォークリフトが定位置まで運搬し、トラック到着に合わせて再び運搬して積み込む様子が公開された。到着予告の通知や、トラックへの接車バース指示、荷積み準備などは統合運用制御システムによって行われた。
実験後、IHIの担当者は、自動物流道路実現に向けて、「タイミングが非常に重要になる。頻繁にトラックが出入りする施設になるので、それに対応する工夫は必要になるだろう」と述べ、野村不動産の担当者は、「今回の検証を踏まえて倉庫内の必要な作業スペースや課題を整理し、今後どのような場所、規模、仕様で物流施設を開発するべきか検討していきたい」と述べた。






















