不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第85回 不動産学部で広がる視野と未来 資格支援と実務経験がもたらす成長
住宅新報 2026年1月27日 号 7面
不動産学部で学ぶ中で、私は不動産が「暮らしのすべてとつながる総合学問」であることに気づき、学べば学ぶほど深みが増していく面白さを実感している。入学前は、不動産といえば建物や土地を扱う〝実務の学問〟という漠然としたイメージしかなかった。しかし、学びを深めるにつれ、その背景には法律、経済、都市計画、建築、防災、そして人々の生活や心理など、幅広い領域が複雑に結び付いていることを理解した。こうしたつながりを一つひとつ紐解くたびに、学問の奥行きと魅力を強く感じる。
特に印象的だったのは、街の景観や建物の高さ、土地利用の違いには〝必ず理由がある〟という点だ。用途地域や容積率を学ぶことで、今まで何気なく歩いていた街がまったく違う見え方をし始めた。「なぜこのエリアは低層住宅が多いのか」、「なぜ商業地はこの通り沿いに集中しているのか」――こうした疑問を法規や都市計画の仕組みから説明できるようになったことは、不動産学部で学ぶ醍醐味だと感じている。
また、不動産学部の良さとして強調したいのは、資格取得を強力に支援する環境が整っていることだ。特に宅地建物取引士の取得支援は非常に手厚く、学内には「不動産棟」と呼ばれる建物があり、〝スチューデントルーム〟という学生専用の学習スペースが設けられている。ここは自習やグループ学習がしやすい静かな環境で、宅建の勉強をする学生も多く、自然と勉強の習慣が身に付く。周囲に同じ目標を持つ仲間が集まる空間で学べることで、モチベーションを保ちやすい点が大きな魅力だ。私もこの環境に刺激を受け、2年次に宅地建物取引士に合格し、現在はFP2級の合格を目指している。
























