ボルテックス リノベる 京都でホテル3棟開業 5年間〝塩漬け〟をリノベ
住宅新報 2025年12月23日 号 9面
「区分所有オフィス」事業を主軸とするボルテックスは12月18日、リノベーションプラットフォーム運営のリノベるとの協業で、自社初のリノベーションホテル3棟を京都市内で開業した。
開業したのは「ユウゲン キョウト シジョウ」(地上5階地下1階建て、全58部屋)、「ソヨネ キョウト サンジョウ」(地上5階建て、全8部屋)、「ソヨカ キョウト サンジョウ」(地上5階建て、全8部屋)で、「スモールラグジュアリー」なホテルを目指す。いずれの建物も19年末から20年にホテルとして建設されたが、新型コロナ感染症の影響で開業に至らず、約5年間〝塩漬け〟になっていた。25年にボルテックスが出資するファンドが3棟を一括取得し、リノベると商品企画をスタートした。
ボルテックスが出資するSPCが事業主、リノベるが企画・設計・施工、FFE(家具・什器・備品)を担当した。運営は「ユウゲン」についてはフィーノホテルズが担い、残り2棟はKeeylsが担当する。
インバウンド層の素泊まりや長期滞在・グループ滞在需要を見込み、「上質な空間で、まるで自宅のように自由に気兼ねなく滞在したい」というニーズに応える。
建物内は、未使用のまま保存されていた既存の内装や設備を最大限活用。ホテルの顔となるロビーなどの共用部やゲストの滞在価値を左右する専有部の家具や備品に投資を集中した。予約の大半を海外からの顧客が占めているという。
また、ホテル利用者以外の地元住民にも気軽に立ち寄れるカフェやレストランを1階に設け、新たな交流拠点としていく。























