マンション〝買いにくさ〟広がる 東京カンテイ 年収倍率を発表
住宅新報 2025年12月16日 号 6面

東京カンテイは12月8日、2024年の新築及び築10年中古マンションの年収倍率を公表した。新築の全国平均は10.38倍で前年から0.29拡大し、8年連続で拡大した。中古も7.55倍と0.07の拡大だが、伸びはコロナ禍以降で最も鈍かった。
新築では供給調整が進む一方、タワーを中心とした高額住戸が価格水準を押し上げ、地方圏でも9~10倍台のエリアが前年16から21に増加するなど、〝買いにくさ〟の広がりが鮮明だ。最も高かった東京都は17.00倍で、次点の神奈川県(14.04倍)を大きく上回る。首都圏平均も13.74倍と前年から0.67拡大し、千葉県(10.70倍)は9年ぶりに10倍台へ達した。
近畿圏も同様に上昇し平均11.77倍。大阪府は13.68倍、京都府は13.89倍と高水準が並び、奈良県(11.32倍)も2年ぶりに10倍超へ戻った。中部圏は9.35倍と小幅拡大にとどまるが、愛知県(11.18倍)は数年続いた10倍前後からやや上振れた。























