仲介子会社を設立 良質な中古流通のハブへ リノベる
住宅新報 2025年12月9日 号 6面

リノベーションプラットフォームを運営するリノベる(山下智弘代表取締役)は、不動産仲介機能を担う子会社「ハンドル株式会社」を設立し、12月1日から営業を開始した。中古住宅需要の拡大と共に評価軸が「安さ・見た目」から「質・価値」へと変化する中、適正な価値判断と情報提供を行う専門集団を育成する狙いという。
同社は「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」をミッションに掲げ、住む人の思いを起点としたリノベーションを推進してきた。リノベーションの普及と共に、中古物件に対するユーザーのリテラシーは高まりつつあるが、物件の質・背景・管理状態などが適切に伝わらないまま判断されるケースも多い。こうした課題を踏まえ、ハンドルは〝良質な中古流通のハブ〟として、物件の魅力を誠実に届ける仲介機能を強化する。
ハンドル代表取締役の上出昇氏は「中古住宅の本来の価値を正確に、魅力的に伝える市場をつくりたい」とコメント。リノベるが培ってきたデザイン思想や品質基準を継承し、購入者だけでなく次の住まい手への〝手渡し〟まで見据えた流通のあり方を提示していくとしている。
社名「HandR(ハンドル)」には、心地よい手触り感(Hand)と、中古住宅の本質価値を表す〝R〟の意味を込めた。中古の質を軸にした新たな選択基準を社会に提示し、価値で選ばれる市場づくりを目指す。























