第35回 住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄 慧眼を開く 大手不動産各社のホテル事業
住宅新報 2025年12月9日 号 4面
11月後半の3連休、中国人の団体旅行客が減ったとされる京都に出かけた。関西の新築分譲マンションを複数取材する目的で、宿泊したのはノーガホテル清水京都。野村不動産グループ直営のホテルだ。
不動産会社、建設会社がホテルを運営するケースは多いのだが、最初の事例はどこなのか。しかとはわからなかった。長谷工コーポレーションが京都ブライトンホテルを開業させたのが1988年(昭和63年)で、三菱地所グループが水天宮前でロイヤルパークホテルを開業させたのが1989年なので、昭和時代からホテルを運営しているのは間違いない。
平成に入ると、ビジネスホテルの分野を開拓しはじめ、ブライトンシティホテルや三井ガーデンホテルなどが誕生した。マンションをつくる不動産会社らしさが生じ始めたのも、その頃からだった。






















