中古マンションリセールバリュー改定版 築10年価格、都心で上昇顕著 「新築分譲時の3倍超」事例も
住宅新報 2025年11月11日 号 6面
東京カンテイがまとめた「築10年中古マンションのリセールバリュー2024【改定版】」によると、首都圏の中古マンション価格は平均148.8%と、新築分譲時を大きく上回る水準となった。リセールバリュー(価格かい離率)は、中古流通時の価格と新築分譲時の価格で割り、算出したもの。今回の改定では、住戸階層別にサンプルを精査するなど算出方法を見直し、より精緻な比較を可能とした。
改定版によると、対象となった404駅のうち、上位30駅はすべて200%を超え、都心一等地では「新築価格の3倍以上」で取引される事例も確認された。リセールバリュー上位駅の多くはタワーマンションや再開発地区に位置しており、都心部では富裕層や外国人投資家のおう盛な需要が価格を押し上げている。
今回、リセールバリューが最も高かったのは、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅の336.0%。次いで、六本木一丁目駅(332.0%)、半蔵門駅(317.8%)、赤羽橋駅(305.9%)と続いており、上位4駅はいずれも港区・千代田区など都心部に集中している。JR山手線の南側エリア(麻布、赤坂、青山、渋谷など)が上昇をけん引している。
























