訳あり買取のネクスウィルが調査 5戸に1戸が共有持ち分 都市部に集中する「隠れ資産」
住宅新報 2025年10月21日 号 7面
訳あり不動産買い取り再販サービス「ワケガイ」を運営するネクスウィル(東京都港区、丸岡智幸代表取締役)は10月9日、全国の40歳以上の男女1万1199人を対象に「共有持ち分」に関する訳あり不動産の実態調査を公表した。それによれば、全国で推定845万戸に共有持ち分付きの住宅が存在し、持ち家のおよそ5戸に1戸に相当することが判明したという。その「共有持ち分を売却できる」と知っている人は16.5%にとどまり、8割以上が認知していることも分かった。
共有持ち分は一般的に相続で兄弟姉妹が等分に家を受け継ぎ、一つの不動産を複数人で所有するケースで問題となる。その不動産を売却するときに処分や活用が進まずに放置されることで空き家問題や相続トラブルとして近年注目されている。放置のままだと権利関係があいまいな訳あり不動産になる公算が大きい。
特に共有持ち分付きの住宅は、東京都・神奈川県・大阪府・愛知県・兵庫県といった大都市圏に集中しており、都市部における「隠れ資産」としての存在感が際立つとした。同社では、都市部への人口集中や相続件数の増加が相まって、今後も隠れ資産の規模が拡大して課題も増加すると見込んでいる。























