阪急阪神不 「中規模ビル」積極化 年3棟ペースで
住宅新報 2025年10月7日 号 4面
阪急阪神不動産は、中規模オフィスビル事業を積極化している。23年に独自ブランド「スイテ」を立ち上げ、今春初弾「新御徒町」(東京都台東区、8階建て)が、このほど第2弾「新横浜」(横浜市港北区、14階建て)が完成した。現在、27年春竣工を目指して第3弾「日本橋人形町」(東京都中央区、11階建て)を建設中だ。在宅勤務併用など働き方の変化や、「中規模オフィスを求めるテナントのすそ野は広い」(同社)ことを背景に、首都圏エリアで、既存ビルのリノベーションも含め年間2、3棟ペースで展開していく。一定期間保有した後、投資家に販売する。
「スイテ」は基準階面積50~200坪規模の新築中規模オフィスビルブランド。「永く愛されるオフィス」をコンセプトに、街の個性や立地の特徴を生かして一つひとつ外観なども変化を持たせる点が特徴だ。それと並行して既存ビルをリノベーションした「エンスイテ」も展開し、今年6月には東京都港区で、「御成門」(地上9階建て)が竣工している。
今回完成した「スイテ新横浜」は相鉄新横浜線・東急新横浜線・横浜市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅から徒歩2分に立地する地上14階地下1階建て。基準階面積は195~215坪、天井高は2.8メートル。ワンフロア単位だけでなく、フロアによって2~5分割にも対応している。現在、リーシング中で、横浜エリアの企業移転などで既に約半数が内定済みとなっている。このエリアで希少性のある新築物件であることや交通利便性の良さが評価された。






















