マーキュリー調査 関西「中古億ション」 最高価格は京都で約2.8億円 人気地とタワマンに高額集中
住宅新報 2025年9月9日 号 7面

マーキュリー(東京都新宿区)は、関西エリアを対象とした『中古億ション平均価格ランキング』を8月21日にまとめた。中古流通価格から換算した物件平均価格で最も高かった物件は、『ザパークハウス京都鴨川御所東』(京都市上京区)の2億7890万円だった。
上位50位以内で平均価格2億円超は計4物件、同1億5000万円超は計17物件となった。特にタワーマンションは、新築で分譲される価格が直近の数年で大きく上昇している。それに引っ張られる形で、中古価格も大きく上昇している。
同調査は、24年以降に関西2府4県で流通した中古マンションの流通住戸価格から、その物件の中古物件平均価格を割り出した。その上で、中古物件平均価格が1億円以上の中から、平均価格が高い順にランキング形式で集計した。
上位50物件の中で新築時からの値上がり率が最も高かったのは、新築時価格の約4.46倍となった『レスタージュ御池高瀬川』(京都市中京区)のプラス346.2%だった。価格の傾向は、エリアごとに異なっている。高額物件は、京都府エリアは京都御所周辺、兵庫県は芦屋や夙川の高級住宅地、大阪府は梅田周辺のタワーマンションに集中している傾向がある。
竣工後2~3年の築浅の物件でも、新築時価格の約1.5倍となるプラス50%の値上がり率がみられる。特にタワーマンションは、直近の数年で急激に価格が上昇しているという。今後は、首都圏と同様に、都心部の局地的な相場の急上昇に端を発して、価格が周囲に伝搬する形で、周辺地域の相場の上昇につながっていく可能性があると分析している。























