東京・丸の内解体ビルで防災訓練 三菱地所、99回目
住宅新報 2025年9月9日 号 4面
三菱地所は9月1日、東京・丸の内で、総合防災訓練「ひと×まち防災訓練」を実施した。同社グループ社員2000人が参加。警視庁や東京消防署と連携して、はしご車からの放水や応急処置の訓練のほか、今回は解体工事中ビルを使った救出救助訓練も行った。
同社の防災対策は1923年の関東大震災時に、旧丸ビルやその周辺で飲料水の提供や炊き出し、臨時診療所の開設を行ったことに端を発している。防災訓練は99回目となる。
訓練当日は震度7の地震と同クラスの余震、火災発生を想定。「丸の内二重橋ビル」では逃げ遅れた要救助者を7階の屋上からはしご車で救出し、その後、救助隊がロープを使って脱出する訓練を実施した。
また、今回は解体工事中の「国際ビル」を使い、地震後に倒壊したビル内に多数の要救助者がいる想定で、薄暗いビル内を警視庁機動救助隊と機動隊が警備犬やドローンを使って捜索・救助する訓練のほか、入口扉を実際にエンジンカッターで破壊して救出する訓練も実施した。
訓練後に同社の中島篤社長は「実践に即した形での訓練ができた。今後も社会インフラの提供を担う立場として安全、安心、防災に力を入れる」と述べた。
























