東急不「ロジック」シリーズ関東旗艦物件 神奈川に11万m2の大型物流 地域の防災拠点も
住宅新報 2025年7月29日 号 4面
東急不動産は7月17日、神奈川県綾瀬市に完成した延べ床面積11.7万m2の大型物流施設「ロジック綾瀬」を報道陣に公開した。建物は地上5階建て免振構造で、建物内外にも随所に災害時対策を施し、地域の防災拠点としての役割も果たす。同社の物流施設「ロジック」シリーズとしては今回が関東最大規模のマルチテナント型施設で、旗艦物件の位置付けだ。
場所は東名高速道路の綾瀬スマートICから約1.1キロで、関東圏への配送効率が高い立地。各フロアは東西2分割(最小約2500坪)での賃貸も可能としている。
現在、約8割が成約済み。「残り2割についても交渉中のため、近く満床になる見込み」(同社)という。
建物内共用部は、同社の事業拠点である渋谷をイメージし、エレベーターホールはスクランブル交差点のように人が行き交うデザインを取り入れた。また、1階と5階の計2カ所に木目調の温かみのある従業員用(300人想定)の休憩スペースを設けた。
災害時対策として、カフェテリアには一時避難時に寝具となるクッションや、部分的にカーテンで区切ることでプライベートスペースへと変化させることができる意匠などを採用。屋外にはマンホールトイレや、かまどとして利用できるベンチを配置した。また、地元綾瀬市と協定を結んでおり、大規模災害時には一時的な避難場所として建物の一部を開放する。
同社は16年から物流施設開発事業に参入し、首都圏や近畿圏を中心に展開。02年に現在の「ロジック」へとブランドリニューアルした。これまでの取得・開発実績(開発中含む)は48物件に上る。
























