不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第51回 住まいに求める価値 生活利便性+『快適性・清潔感』
住宅新報 2025年5月20日 号 7面
現在私は、築後25年の茨城県常総市にある住宅に住んでいる。住宅に対する満足度評価は、100点満点で70点であり、やや満足している状態にある。
その理由を、自分が住宅に求める価値意識に基づいて述べたい。私は、住宅に対して木造以外であること、風呂とトイレが別であること、キッチンが広いこと、収納スペース(クローゼット等)があることを求めている。居住している住戸は、鉄骨造であり、風呂とトイレが別であることも満たされている。しかし、キッチンが狭くコンロは2口あるものの作業スペースが狭いため料理がしにくく、間取りが2DKであるが1室にしかクローゼットがないため、自ら収納ケースなどを用意する必要がある。以上の項目に不足・不満を感じている。
住宅市場動向調査(国土交通省)を参照すると、キッチンと収納スペースの改善・増加の必要性を改めて感じる。例えば、リフォームの部位についてみると、『キッチン』が約2割を占める。自分のニーズとも合致する結果だ。しかし、『収納』については、4%にとどまっている。『収納』それ自体は、住宅を選択する段階で重要視されるため、リフォームのニーズとしては数値が低く観測されやすいのではないかと思う。また、住宅リフォームに関する消費者実態調査結果(住宅リフォーム推進協議会)をみると、リフォーム検討時に重視した点として『設備の使い勝手が良くなること』が実施者全体の約3割を占めている。つまり、日常生活の利便性向上がリフォームの動機となっていることがわかる。
























