野村不 IHI 横浜で大型物流施設 延べ床面積4.9万坪 初の自動倉庫〝シェア〟
住宅新報 2025年4月22日 号 4面
野村不動産とIHIは4月16日、大規模物流施設「ランドポート横浜杉田」(横浜市金沢区)の完成内覧会を開いた。物流業界の課題である労働力不足解消と更なる物流効率化を図るため、立体自動倉庫のシェアリングサービスを初めて導入した。地域との調和にも力を入れる。テナント数は非公開だが、この4月から満床で稼働開始した。
首都高湾岸線杉田ICから680メートル、JR新杉田駅から徒歩16分、横浜シーサイドラインの南部市場駅から徒歩4分ほどで、配送利便性と雇用環境に恵まれた立地だ。もとはIHIの工場が建っていた土地。今回完成した施設は地上4階建て、延べ床面積4.9万坪、ワンフロア面積1万坪で、竣工済みの「ランドポート」シリーズでは最大規模となる。
施設の3、4階の一部に設けた約12メートルの吹き抜け空間に、最大4020パレットの保管が可能な「立体自動倉庫」を設置した。荷重に応じて任意の期間でパレット単位の予約ができ、柔軟な入出庫・保管が可能な設備。「繁忙期や閑散期、事業戦略に応じて必要な倉庫面積は変化する。従来は必要最大坪数で賃借する必要があり、時期によっては無駄な面積やコストが発生していた。複数企業が共同で利用できる今回のシェアリングサービスを使えば、賃借するのは必要最低限の面積に抑えることができ、初期投資も不要。コスト削減につながる」(同社)。加えて荷下ろしロボットや情報管理システムなど様々な自動化機器のレンタルサービスも用意している。






















