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プレミアム会員限定知って得する建物の豆知識 397 アトリエ型建築設計事務所 2つのタイプ、それぞれに強みあり

住宅新報 2025年3月25日 号 10面

連載: 知って得する建物の豆知識

資格・実務
  • アトリエ型事務所風景

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 設計事務所にはスタイルや得意分野があります。施主と設計事務所の相性が悪い場合は双方に不満が残り、良い仕事になりません。早い段階で設計事務所との相性を知ることが重要。今回はアトリエ型設計事務所のスタイルと、付き合い方について述べてみましょう。

 アトリエ型を多人数でやっているところは少なく、所員は4~8人程度の規模で、年齢層も比較的若いのが特徴です。個人住宅や別荘等が主な仕事ですが、集合住宅やコーポラティブハウスを建設する時のディレクター的な仕事も手掛けています。

 個人住宅の設計は仕事量の多さに比べ、設計料が安いというネックがあります。個人として年間3~4棟設計するとしても家族を養うのが精一杯で、自己を向上させるのに必要な投資、例えば海外建築の視察費用や各種セミナー参加費用はとても捻出できません。したがって極端な表現をすれば、個人住宅専門で仕事ができるのは、若い独身の建築家にのみとさえ言えます。そこで、志を同じくする者や大学の同級生が集まって事務所をつくるケースが多く、このタイプの事務所は学生のセミナールーム風の雰囲気です。

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