東京建物 「ZEH」最高位の分譲M 屋上に各戸分の太陽光
住宅新報 2025年2月18日 号 4面
東京建物は2月10日、「ZEH」シリーズ最高ランクの「ZEH―M」基準に適合する新築分譲マンション「Brillia 深沢八丁目」(東京都世田谷区、全38戸)の竣工内覧会を開いた。延べ床面積3412m2の低層マンション。広い屋根面を生かして336枚もの太陽光パネルを設置することができた。そうした創エネ設備や省エネ設備仕様、高水準な各種施策を導入し、「環境対策における先進的な取り組みの象徴かつ環境対策の中核を担うプロジェクト」(同社)と位置付ける。
同社によると、今回の物件が「ZEH―M」基準に適合する物件としては国内で初めて竣工した大規模建築物(延べ床面積2000m2以上)になるという。
東急田園都市線の桜新町駅から徒歩9分、2938m2の敷地に立つ地上3階建て。期間72年の定期借地権付きマンションだ。再エネ・創エネ設備として、屋上には336枚(137.7キロワット)の太陽光パネルを設置した。共用部用に24枚、専有部用312枚は各住戸に7~11枚を配分する。通常のマンションでは屋根面積が限られているため各住戸分のパネルを搭載するのは難しい。そのほか同物件では全住戸にエネファームを標準設置した。省エネ設備としてはアルミ樹脂複合サッシやアルゴンガス入りLow―E複層ガラス、全熱交換器を備え、各住戸の断熱仕様も強化した。断熱等性能等級は「ZEH―M」の要件よりも高い「6」を全住戸で、一部住戸では「7」を取得しているという。こうした取り組みにより、居住者は年間10万~16万円ほど光熱費を削減できると試算する。
間取りは2LDK~4LDK、価格は1億700万円台~2億9900万円台だ。これまでに21戸が販売済みとなっている。
同社は21年に、原則として、新築する全ての分譲マンション、賃貸マンションにおいて「ZEH」を開発することを決定し、積極的に推進している。25年には14棟の「ZEH―M」が竣工する予定だ。
























