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スタンダード会員限定東急不 渋谷から世界へ スタートアップの支援拠点が始動

住宅新報 2025年1月28日 号 4面

マンション・開発・経営
東急不 渋谷から世界へ スタートアップの支援拠点が始動

 東急不動産は1月23日、ディープテック領域のスタートアップの育成・支援を目的とする渋谷最大級のコミュニティ拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA(サクラ ディープテック シブヤ、SDS)」を、「渋谷サクラステージ セントラルビル」12階に開業した。同日、報道関係者に公開した。

 778m2の施設は、コワーキングスペース、個室オフィス、ラボ施設、イベントスペース(200人規模)の4つで構成されている。

 SDSでは場所の提供にとどまらず、国内外の産官学連携による様々な支援を実施する。産については、国内外の大手事業会社と連携の協議を進めており、スタートアップへの出資機会や事業連携機会の提供が期待される。官については、渋谷区や東京都など国内行政、海外の政府機関との連携を進めており、海外スタートアップの国内流入と国内スタートアップの海外進出を支援する。学については、マサチューセッツ工科大学教授陣の協力を得ており、その他の国内外の有名大学ともプログラムの構築、研究室との連携などで協議している。

 出資への軸となるコミュニティ活動では、最新のグローバルトレンドへのアクセス、勉強会やイベントを通じた課題発見と解決のラーニング機会、有名大学のホストドクターや学生との接続機会などを提供。アクセラレータープログラムの開発運営は、スタートアップ投資とオープンイノベーションを通じた新規事業創出に実績があるスクラムスタジオが運営する。

 あいさつに立った同社の黒川泰宏渋谷事業本部長は次のように述べた。

 日本最大級のディープテック・コミュニティの創出を目指し、ここ渋谷から世界の未来を動かしていく。昨今、全世界で注目が集まるエネルギー、AI、ロボティクスといったディープテック領域は、社会に大きな影響を与える可能性のある高度な技術領域であり、日本でも国を挙げて大きな支援がなされている。

 その一方で、ディープテック領域は研究・開発に長い時間がかかり多額な資金が必要となる上、投資回収にも時間がかかることから、事業化の難易度の高さが大きな社会的・産業的課題となっている。

 SDSでは様々な支援を通じて、ディープテック領域における日本の技術力、研究力の高さという強みを生かし、広域渋谷圏からグローバルな活躍ができるスタートアップを生み出していく。

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