総合最優秀は〝既存内装エコ〟 リノベ協 廃棄物最小化の手法提示
住宅新報 2024年12月17日 号 6面
リノベーション協議会(山本卓也理事長=写真)は12月12日、東京都内で「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2024」授賞式を開催した。会員企業の施工実績の中から1年を代表するリノベ作品を選出するもので、施工費別に800万円未満、1500万円未満、1500万円以上、無差別級の4部門に分類。全226作品からSNSを活用した一般投票で66作品をノミネート選出。住宅系メディアの編集者による最終選考の結果、TOOLBOX(東京都)の「『ReMAKE』―既存の内装を活かす試み―」が総合グランプリに輝いた。
同作は築57年のマンションの再販モデル。所有者による改装が施され、中古住宅の2次流通等が主流となる中、フルスケルトンから始めるリノベではなく、既存内装を極力壊さず2次加工に手間をかけたプロジェクトだ。ストック活用の促進のため、その実験的手法をウェブで公開している。島原万丈選考委員長は、「省エネ性能向上などが求められる昨今、多くのゴミを出す事業はサステナブルなのかを問う作品。新たなエコの概念を提示した」と評価した。
また、リノベ事業者が優秀作品を選ぶ「プレイヤーズチョイス」には斉藤工匠店(福島県)の「納屋に住む。」を選出。Uターン帰省する若夫婦の住まいづくりに築60年超の養蚕納屋を活用した。
























