リビタ マルニ木工と協業初弾 代々木丘上で「時の継承」 販売価格は2億円超
住宅新報 2024年12月10日 号 6面
リビタ(東京都目黒区)は、マルニ木工(広島市)との協業初弾となるリノベーションマンション「東急ドエルプレステージ代々木公園」(東京都渋谷区代々木5丁目)を11月上旬に竣工した。築26年、地下1階付地上6階建て(全26戸)の1階部分。専有面積は85.71m2(2LDK)。
端材をアート、壁材に
1928年の創業以来、「工芸の工業化」をモットーに、世界の定番となる精緻で優れた木工家具作りを目指すマルニ木工。リノベーション家具として中古家具の再生にも取り組む。リビタは同社の「直す文化」に共感。「過去を継承しながら新たな価値を生み出すものづくりの考え方」という共通姿勢を具現化する協業となった。
コンセプトは「時をかける部屋」。設計の一級建築士事務所knofは、住まい手の愛着へつながるよう「時の継承」が感じられる素材使い、空間構成に注力したと説明する。受注生産の「HIROSHIMA」シリーズや71年発売のアームチェアなど、様々な時代のマルニ木工の家具13点を選定。更に同社が課題としていた家具製作過程で出た端材を、一点もののアート作品や壁材としてアップサイクルした。ウォルナット材の木粉を練り込んで左官材を作り、壁面や天井を仕上げることで家具や調度品を引き立てる柔らかい印象とした。
販売価格は2億1500万円。リビタは「大使館も近く、代々木のヒルトップという希少性のある物件。本物を見る目のある人が納得してくれるよう内装を作り上げていくことが重要」と説明。都心立地の希少性を踏まえ、ハイクラスシリーズ「R100 tokyo」の顧客層にもリーチしていきたいとした。


























