人材育成に新手法 ボルテックス「Vターンシップ」 在籍型出向のマッチング支援
住宅新報 2024年12月3日 号 5面
企業の成長を支えるのに欠かせないのが人材戦略。都市部の既存オフィスビルをフロア単位で区分して投資家に販売する「区分所有オフィス」事業を手掛けるボルテックス(東京都千代田区)が、企業に在籍したまま他の企業に出向する在籍型出向を支援する「Vターンシップ」を進めている。
同社が送出企業と受入企業双方から話を聞き、両者にメリットをもたらしそうな人材を選んで当人と企業双方の成長につなげる。出向した社員は他社で働くことで見聞を広め、一回り大きな人間になって元の会社に戻る。受け入れ企業にとっては自社には居ないタイプの人材によって活路が開けたりする。実際、営業マンが出向後に売り上げを伸ばした例は多く、中には人材交流を機に両社が資本業務提携を結んだ例もあるという。
なぜ不動産会社のボルテックスがそうした出向支援サービスを始めたのか。同社の主事業である区分所有オフィスを購入する顧客には地方の中堅中小企業経営者が多く、少子高齢化で人材不足や育成といった〝人材の課題〟を抱える経営者が多いことに気付いたからだ。






















