廣田 信子の紙上ブログ No.440 マンション管理応援歌 クリーンな管理組合運営こそ重要
住宅新報 2024年11月12日 号 5面

管理組合と管理会社の関係では、管理会社の言い分もあります。大型マンションで理事長もしくは修繕委員長が力を持っていて、自分にリベートが入るようにしている人がいるということがあるのです。「理事長から2000万円の請求があり、それを断ったら別の管理会社にリプレースされた」というような話を実はいろいろ聞きます。それが事実かどうかはなかなか証明できないのですが、その話を聞くとがっかりします。そういった場面に遭遇すると、管理会社が理事長に任せておけないと思う気持ちも分からないではありません。管理業者管理者方式を採用するに当たっても、理事長が自分の思い通りに進めたいために、管理者である管理会社の陰に隠れて実際に進めるというような話も聞きます。これも何だか情けない話です。でも、誤解の無いように言うと、ほとんどの管理組合はそんなことはないのです。でも理事長が自分の考えで長年進めている管理組合を見ると、それが管理組合のためだと信じていても、内心、大丈夫かなと思うこともあります。
理事長がリーダーとして、理事の特性を生かし理事に活躍してもらい、組合員の意向を知り、きちんと合意形成しているマンションを見ると、その合意形成の方法に違いがあることがはっきり分かります。コンサルタント、施工業者との関係も同じです。理事が自分たちで組合員の理解を深め本気で実施しようと思うマンションは、コンサル、施工業者と管理組合が一体になって工事が進みます。合意形成の過程で、多くの理事が意見を言い合い、管理組合のために何が必要かを真剣に考え、それを組合員にきちんと説明し、時間を掛けて理解を求めることが大事なのです。
最後にまとめる力






















