日本管理サービス ピタットハウス赤坂見附店で始動 120カ国語に対応 リアルタイム字幕・翻訳 ピクシー社の技術を活用
住宅新報 2024年11月5日 号 7面
日本管理サービス(東京都港区、高岡裕代表取締役)が運営するピタットハウス赤坂見附店は10月28日、ピクシーダストテクノロジーズ(東京都中央区、落合陽一代表取締役、村上泰一郎代表取締役)が開発した自動音声認識技術と翻訳技術を活用したリアルタイムに会話内容の字幕を表示する「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」を使ったデモ体験を行った。同サービスの導入は不動産仲介店舗において、ピタットハウス赤坂見附店が初めてになる。
同サービスの特徴は主に5つ。(1)120種の言語をリアルタイムに翻訳し、ディスプレイ上に表示、(2)聴覚障害者や難聴者への情報保障の提供、(3)独自開発したワイヤレスマイクによる高精度な音声認識、(4)iPhoneの専用アプリによる簡単な操作、(5)省スペースに設置可能(設置に伴う工事不要、Wi-Fi、電源必要)となっている。
ネパール人のシュレスタ氏(写真)と共に、同サービスを体験した。ディスプレイを挟んで対面に着席し、記者は日本語、シュレスタ氏はネパール語で会話をする。もちろん、記者はネパール語が全く分からない。住みたいエリアや希望の間取りなどを日本語で質問すると、その質問内容がネパール語に翻訳され、シュレスタ氏側の画面に表示される仕組みだ。一部固有名詞などに誤訳はあったものの、コミュニケーションに支障のない程度だ。また、透明のディスプレイはコンパクトで圧迫感がなく、自然な対面コミュニケーションを取ることができた。
シュレスタ氏に同サービスの印象を聞くと、「多少ミスはあったが、9割は理解できた」と明かした。「今まで日本語が話せない外国人は、通訳同伴で不動産仲介店舗を訪れていた」と述べ、「通訳なしでも物件探しの相談ができそうだ」と笑顔で話した。日本管理サービス取締役のコトウユウキ氏は以前、日本語で少し会話のできるオーナーから、「契約などの大切な話しは、母国語にしたい」と急きょ英語で対応する機会が実際にあったという。最近では「日本語が話せない外国人オーナーとの商談も徐々に増えている」と述べ、同サービスの可能性に期待を寄せる。
導入済みの分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」による接客も可能だとし、まずは接客スキルのレベルアップを目指す。同サービスを活用することで、更なるスマートな接客の対応を実現する。

























