廣田 信子の紙上ブログ No.439 マンション管理応援歌 管理委託費の値上げが組み込まれている?
住宅新報 2024年11月5日 号 5面

管理会社に支払う管理委託費の値上げ要求が管理組合運営に大きな影響を与えています。
管理会社が抱える事情もあります。一番大きいのが若手社員の人材確保だと言います。今、人材確保に苦労している業界が多々ありますが、管理会社もその一つです。新規採用がなかなか大変で、やっと入社した新人の離職率も高くなっているのです。今、土日も管理組合の理事会等に出席しなければならない業種は嫌がられます。一方、管理受託マンションは、築年数は30年を超え、維持管理にお金が掛かり、高齢化が進み居住者の過半数が65歳以上というケースもあります。管理組合運営に必要な事務管理の労力がどんどん増えていきます。そんな状況で、民間企業ですから生き残っていくために対策を考えることが不可欠になります。
更に管理員等の現場人件費も、最低賃金の上昇でどんどん厳しくなります。それなのに採用が難しくなっているのです。2014年、国の施策で65歳まで雇用が延長になったことで、管理員等の応募数が激減してしまったのです。






















