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スタンダード会員限定三鬼商事 都心空室率4カ月連続で低下 渋谷は1年ぶり3%台

住宅新報 2024年10月15日 号 4面

売買・賃貸仲介
三鬼商事 都心空室率4カ月連続で低下 渋谷は1年ぶり3%台

 オフィス仲介大手の三鬼商事は10月10日、東京都心5区の9月時点のオフィス市況を公表した。それによれば、平均空室率は4.61%(前月比0.15ポイント低下)となり4カ月連続で低下した。前月に21年1月以来の4%台となったが、その低下基調が続いている。9月も前月に続き解約の動きが少ない中で、竣工1年未満のビルで成約が進んだ。既存ビルも大型成約が見られ、この1カ月間で空室面積は約1万1000坪減った。

 区別に見ると、新宿区(4.49%、前月比0.02ポイント上昇)を除き低下した。最も空室率が低いのは、千代田区の2.62%(同0.04ポイント低下)となり、最も高いのが港区の5.97%(同0.35%低下)だった。渋谷区は3.87%(同0.19%低下)と千代田区に次ぐ低さで昨年10月以来の3%台に突入。中央区は5.85%(同0.06ポイント低下)となった。

 賃料水準は、都心5区平均で2万126円(前月比23円高)と8カ月連続で上昇した。区別では、千代田区は2万1785円(同9円安)と唯一下げた。最も高い賃料は渋谷区で2万3688円(同115円高)だった。港区は1万9624円(同38円高)、新宿区が1万8508円(同55円高)、中央区が1万8311円(同72円高)だった。

 三幸エステートの今関豊和チーフアナリストは、「募集賃料データは市場の動きに遅行する傾向があるが、募集賃料の上昇は続くとみられる」と分析する。ただ、多くは立地条件に優れたビルや稼働率が改善したビルであることに変わりはないという。

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