廣田 信子の紙上ブログ No.435 マンション管理応援歌 スラブ下の排水管、戸当たり230万円掛け改修
住宅新報 2024年10月8日 号 5面

築40年を超えるマンションでは、給排水管の更新工事を全体で実施できるかが長寿命化のための大きな山場となっています。漏水も増え、なんとかしなくてはと思っても、特に排水管はスラブ下配管のケースもあり、その修理、更新となると、下の階の天井裏をはがさなければならず、費用も掛かり、住民の理解を得るのも大変でなかなか進みません。
中には、同じ団地内で、スラブ上、スラブ下が混在しているケースもあります。800戸を超える大団地で、半分がスラブ上配管、半分がスラブ下配管だったのです。将来の維持管理を考えると、排水システムを統一しなければなりません。幸いスラブ下配管をスラブ上に改修することが可能と分かりました。理事の方々は、今これをしなければ長寿命化は難しいという思いで取り組みました。
理解を得るには、専有部分の配管の工事も行う必要があると考え、規約の改正を行いました。スラブ下配管を共用部分の専用使用部分と扱うこととし、「管理組合の業務」の対象に「専用使用部分」「専有部分」を加え、同時に「修繕積立金」の使途に「専有部分」を追記しました。ここまで理解をしてもらうために、分かりやすい広報紙を何度も発行しています。






















