インテリックス 山本卓也会長に聞く 「不動産流通の新しい形つくる」 省エネリノベ、住宅履歴の活用推進へ
住宅新報 2024年9月10日 号 6面

ーーグループ30年の歩みと現在地について。
ゼロから買い取り、リノベーションして販売するフロービジネスから出発し、累計2.7万戸のリノベ済みマンションを提供してきた。5年前から販売競争ではなく、ストックビジネスへの転換を意識し、新しい形の流通市場をつくる動きを始めた。 具体的には新たな不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」や、スマートロックを用いたセルフ内見「スマビュー」システムの実用化だ。後者は、鍵の施錠や仲介会社による内見の立ち合いなどアナログ業務の発生を防ぐと共に、入退室の記録も残せる仕組みで管理機能の強化にもつながっている。同システムを用いた物件の成約件数も伸びてきた。
住宅の量が求められた時代もあったが、今の日本の住宅の質は高く、30~40年周期での建替えは適切とは考えにくい。ストック流通は必然の流れであり、市場は新築から既存へシフトする。時代に合わなくなった設備の交換や住まい方の変化に応じたリノベーションがますます広がるはずだ。























