不動産学の魅力 明海大学 不動産学部 第14 回 悪化するヒートアイランド 都市緑化政策の活用を推進
住宅新報 2024年8月20日 号 7面
都内を昼頃、訪れた時に尋常ではない暑さを覚えた。本来の気温から来る暑さはもちろんだが、それ以上に体感温度は高く感じ、その原因はアスファルトの地表面から来るものだと感じた。その頃、ちょうど履修をしている都市環境の授業で学んだヒートアイランド現象を思い出した。
ヒートアイランド現象と言えば、郊外に比べて、都市中心の気温が高くなることを意味するが、その要因は自動車等の排出ガスによる人工排熱の増加、地表面被覆の人工化や都市化に伴う緑地減少、建物の高密度化、と要因は様々であり、年々、問題は深刻化していると言える。
気象庁の情報によると、1900年から2010年までのニューヨークやパリと言った都市でも世界平均気温から2~5度程上昇していることがうかがえる。その中でも同期間の日本の上昇率は高い。10年には世界平均を9度程上回り、都市化の影響が表れていると指摘している。
























