リコシス 断熱リノベ推進 壁、床下の新工法 施工費抑制、工期短縮へ 省エネ基準適合、住宅ローン要件対応
住宅新報 2024年8月6日 号 6面
インテリックスグループで、省エネ住宅の技術開発を行うリコシス(山本卓也社長)は7月31日、既存区分マンションの新断熱工法を発表した。快適な温熱環境を実現するダクト式全熱交換型換気システムも今秋発売し、施工手間やコスト等から省エネリノベに乗り出せなかった事業者の取り組みを後押しする。新工法により、最上階角住戸での省エネ基準適合を可能とするなど、住宅ローン減税の環境性能要件に対応する。
従来のマンションリノベでは、断熱材による性能向上を図るには既存石膏ボード及び断熱材の除去を行うため、大量に発生するゴミの処分や施工手間が負担となった。同社の伊福澄哉取締役は「手間やコストに加え、断熱改修の効果を説明できない点もネックとなっていたが、新工法で解決が図られる」と説明する。
1つ目が、既存石膏ボードに断熱材を貼り、壁の断熱性能を確保する「AIB(アイビー)工法」だ。既存ボードを壊さずに生かす独自ノウハウで、既存ボード内の連通性を遮断。施工期間は標準2日間でコストも在来工法の2分の1程度削減するという。内窓設置のための補強をかねることができ、内窓との併用でマンションの中間階中間住戸を始め、中間階角住戸や最上階・最下階の中住戸で「省エネ基準適合」を実現する。
























