リノベ協 省エネリノベ推進 「R1住宅エコ」新基準で登録開始
住宅新報 2024年6月25日 号 6面

山本卓也理事長
リノベーション協議会(山本卓也理事長=写真)は6月20日、東京都内で第16回定時社員総会を開き、23年度の事業報告及び役員改選を行った。総会後の理事会で山本卓也理事長の再任を承認した。
山本理事長は、先行き不透明な経済情勢の中で、リノベーションの啓発及び品質・技術の向上、事業環境整備に努めてきた会員企業に感謝の念を伝えると共に、会員同士の交流促進や人材教育プログラムの刷新、省エネリノベの推進などに注力している点を説明した。
活動報告では、優良なリノベーションの品質基準を満たす「適合リノベーション住宅(R住宅)」において、22年6月から一定の省エネ品質を満たした「R1住宅エコ」基準の運用を開始し、23年度は更なる活用促進に向けて同基準の見直しを進めてきたと説明。今年7月から新基準での登録を開始するとした。加えて、「R住宅」適合による住宅ローンの金利優遇が始まったことなども報告した。
また、リノベーション業界の人材育成を目的に22年度に始動した「リノベーションコーディネーター資格制度」では、テキストの改定を行い、合格後も使えるハンドブックとして出版。過去2回の試験で1912人が合格しているが、今年度は同協会会員の取得促進を目的に、半額の4400円で受講できるキャンペーンも行うとした。
「R住宅」7.4万件突破
なお、23年度の「R住宅」の発行件数は前年比13.5%増の6383件となり、累計では09年から15年間で7万4915件となった。
23年度の発行件数を築年数別に見ると、「築41年以上」が24.2%と最も多く、築31年以上で全体の約半数を占めた。エリア別では首都圏が全体の75.4%と最多。都道府県別では東京都の3026件を筆頭に、神奈川県1123件、埼玉県410件、大阪府276件、愛知県271件、千葉県248件と続いた。
事業種別では買取再販が91.2%、請負が8.8%となり、企業の発行件数ランキングでは、大京穴吹不動産(1260件)、インテリックス(1096件)、エフステージ(900件)の順となった。請負型ではリノベるの299件(4位)が最多だった。























