ボルテックス14階建てビル 丸1棟セットアップに 各フロアに異なる施工会社
住宅新報 2024年5月21日 号 5面
「区分所有オフィス」を主事業とするボルテックスは5月15日、フロアごとに異なる施工会社が内装工事を手掛けた〝セットアップ〟オフィスビル「VORT六本木一丁目」(東京都港区、地上14階建て)の内覧会を開いた。賃貸オフィスビルの内装は借り手が自ら実施するのが一般的だが、近年は所有者が事前に内装工事を実施してから借り手を募集する〝セットアップ〟が増えている。今回は各階、異なる施工会社が内装デザインや工事を実施する珍しいケースだ。現在、2~6階は工事が終了し、リーシング中。7階以上も今後、順次、別の会社が内装工事を手掛ける予定だ。募集賃料(坪単価)2万円台半ば。
「VORT六本木一丁目」は、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅から徒歩3分に立地。23年9月竣工のビルを同社が取得した。1階が店舗で、2~14階が事務所フロアの構成。面積は2階が152m2で、3~14階が137m2。テナントが決まり次第、「区分所有オフィス」として投資家に販売していく方針だ。
今回、内装工事は2階をイルミナ、3階を47内装、4階をトッパン、5階をグットライフ、6階をティーワイオーが手掛けた。会議室を備え、20人ほどが勤務する想定の設え。ほぼ同じ面積ながら、小上がりで空間を分けたフロアや木目調で柔らかな印象のフロアなど施工会社によって特徴的なデザインやレイアウトの空間が完成した。少人数のベンチャー企業にとっては、内装に掛ける手間が削減でき、またデザイン性の高いオフィスは人材確保の面でも重要だ。






















