新たに脱炭素VCファンド3本に出資 三井不動産
住宅新報 2024年4月16日 号 4面
三井不動産は4月11日、脱炭素分野に強い国内外のベンチャーキャピタル(VC)が組成する3つのファンドへ新たにLP出資したと発表した。LPとは「Limited Partnership」の略称。対象企業に直接出資するのではなく、VCを通じて資金を募りベンチャー企業を支援する形態を指す。2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けたグループ行動計画を加速する。
同社の「ベンチャー共創事業部」(31VENTURES)では、総額435億円のCVCファンドを運用しており、今年3月時点で約60社のスタートアップ(うち海外約3割)に出資している。これに加えて、グローバル規模でのスタートアップ発掘に向けて欧米、イスラエル、アジアのVCが組成するファンドを中心に40本を超える戦略的LP出資を実施しているが、このほど脱炭素分野の戦略的LP出資の第2弾としてVCが組成する3つの新たなファンドに出資した。出資先は次の通り。いずれも日系不動産デベとして初めて。
▽「Breakthrough Energy」(米国)=ビル・ゲイツ氏が気候変動問題を解決するために設立。温室効果ガスを毎年少なくとも0.5ギガトンを削減できる可能性のある技術が注目されている。
▽「Just Climate」(英国)=米国元副大統領のアル・ゴア氏が会長を務める会社が設立した気候変動解決に向けてのソリューションの社会実装に特化。世界全体のスタートアップエコシステムをカバーしている。 ▽「ONE Innovators」(日本)=2050年のカーボンニュートラル実現に向けて35年前後までに社会実装されるイノベーションを支援することを目的に組成された。





















