三井不レジ 新賃貸ブランド「SOCO HAUS」始動 シェアリング型で展開 初弾は都心に女性限定76戸
住宅新報 2024年3月12日 号 4面
三井不動産レジデンシャルは、賃貸レジデンスの新ブランド「SOCO HAUS(ソコハウス)」を立ち上げた。初弾物件として3月15日に「SOCO HAUS KORAKUEN」を開業する。入居者の嗜好性にフォーカスしながら都会で身軽に豊な暮らしを提供する。家賃の上昇など独り暮らしの固定費が切り上がる中で、都市部の若年層を意識して家賃が高額にならないようシェアリング型の賃貸レジデンスとし、今回の物件は1人暮らしの女性特化型として展開する。
三井不動産の社員寮(1998年築)だった建物をコンバージョンした。今年2月にリノベーションを終えたもので、地下鉄の後楽園駅と春日駅から徒歩9分の立地。規模は地上6階地下1階建て。総戸数は76戸。間取りは1ベッドルーム(15~18m2)となる。部屋に浴槽はなくシャワールームのみ。3月7日に報道陣向けに内覧会を開いた。
これまで900人以上が会員登録し、昨年12月から始めた内覧会の予約状況として累計300人以上の反響があったという。20代半ば~30代半ばの働く女性からの引き合いが強い。入居募集中で3月末までに稼働率50%を目指す。
家賃のボリュームゾーンは11万7000円となり、最上階で12万5000円程度。家賃には電気・ガス・水道の光熱費も含まれている。2年間の定期借家契約で礼金・敷金が必要。契約満了後も希望すれば入居できるが、その際には再契約のための手数料が発生する。
シェアリング型で共用部を充実させた。1階部分にトレーニングルームやシアタールームを備え、2階部分にデザイン照明やビンテージ家具を配したラウンジを備えたり、数百冊の選書が並ぶライブラリー、キッチンスタジオ、ランドリーなどを設けている。共用施設は専用のアプリを使い予約する。セルフレジ式の食品・日用品販売(グローサリーショップ)なども導入した。男子禁制ではなく友人などを呼んでラウンジやシアタールームなどを使い楽しむことも可能とする。
同ブランドは、三井不動産グループの事業提案制度「MAG!C(マジック)」から生まれたもので、グループ展開する賃貸レジデンス「パークアクシス」とは違うシェアリング型として新たな賃貸需要を取り込んでいくが、シェアハウスとは違いコミュニティを創り出すことを目的にしているわけではない。共用部でもプライベートを保つ距離感を重視した空間づくりを意識する。今後の計画は未定だが、女性向けとは異なる切り口でのシェアリング型賃貸を供給していく。
























