リノベ協 年間大賞に快適トイレ 買取再販で〝思い〟発信 地方発の高額リノベも
住宅新報 2023年12月19日 号 7面
リノベーション協議会(山本卓也理事長)は12月14日、東京都内で「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2023」授賞式を開催した。同協議会の会員企業の施工実績の中から1年を代表するリノベ作品を選出するもの。今年は資材高騰等を背景に、施工費帯を800万円未満、1500万円未満、1500万円以上、無差別級の4部門に再編成。SNSを活用した一般投票で各部門ノミネート作品を選出し、住宅に関わるメディア編集者による最終審査で総合グランプリ、部門賞4点、特別賞13点を決定した。
11回目の今回はエントリー267作品から67作品がノミネートされ、bELI(神奈川県)の「誰もが快適に過ごせる特別な高級トイレ空間『プレミアムT』」が総合グランプリに輝いた。これは「国の指定難病で、トイレに長時間滞在を強いられるクローン病と闘う友人が契機となった取り組み。持病と向き合う人たちの存在を発信すると共に、誰もが五感全てで快適さを感じられるトイレ空間で、居室としても機能するリノベとした」(同社)と買取再販で提案したもの。「ユニバーサルデザインは誰にでも優しいというメッセージを発信している」と島原万丈選考委員長は高く評価した。
また、今年からエントリー事業者が事業者目線で優秀作を選ぶ「プレーヤーズチョイス」賞も新設。フロッグハウス(兵庫県)の「これからの団地リノベのあり方を問う。」が選ばれ、800万円未満部門賞とのダブル受賞となった。神戸市内の団地に断熱改修などを施し、モデルハウスとして子育て世帯への住まい方を提案したもの。同社担当者は「高齢化率40%超のエリアだが、住み継ぐときの参考にしたいという高齢居住者の声も得た。団地で新しい風を起こしたい」と語った。
























