東急不、NTTグループ 次世代通信を渋谷サクラステージで稼働 新たな価値創造の要素に
住宅新報 2023年12月19日 号 4面
広域渋谷圏で活用事例を検討
東急不動産とNTTグループは、6月7日に「IOWN構想に関連した技術・サービスなどを活用した新たなまちづくりに向けた協業」に合意。最初の取り組みとして12月11日に渋谷サクラステージへAPN IOWN1.0を導入した。東急不動産ホールディングスの植村仁代表取締役副社長執行役員は「最先端の通信網は場所だけでなく、多様な人をつなぎ新たな価値を創造するまちづくりに欠かせない要素になる」と期待を述べた。
12月13~15日まで「IOWN WEEK」と称した、テナントや関係者に向けた体験イベントを開催した。このイベントでは、渋谷サクラステージのAPN IOWN1.0を体感する場として、吉本興業のお笑い芸人が遠隔から遅延無くラップバトルや漫才などを披露する「IOWNエンタメイベント」のほか、渋谷サクラステージへ入居する法人向けにオフィスでの利用を想定した「IOWNウェブ会議」を「渋谷ソラスタ」で実施した。APN IOWN1.0を活用した遠隔ラップバトルやウェブ会議は世界初となる。
APN IOWN1.0の導入により、非圧縮での4K映像の投影やクリアな音声伝送などが可能。イベントスペースでは離れた場所で行われるお笑いイベントや音楽ライブを、その場で行われているかのように楽しめるほか、海外とのe-スポーツイベントなど、新たなエンターテインメント体験を提供できる。
また、オフィスでは離れた場所のパートナーと直接対面しているかのように働くことが可能になるほか、映像の編集を離れた複数拠点で同時に実施できるリモートプロダクションへの活用も期待できる。そのほか、海外との学術機関との国際的な産学連携なども想定する。
























