明豊エンタープライズG 初の大型リノベ 再生活用事業拡大へ 築34年をSOHO型に
住宅新報 2023年12月5日 号 5面
同社は今年4月に新事業方針「社会インフラである『RC住宅工事』(新築・改修)を中心に高品質を提案する企業」を策定。今回のプロジェクトはその象徴と位置付ける。
内装企画・設計のエイジ(東京都渋谷区)と、明豊エンタープライズグループで賃貸管理業を手掛ける明豊プロパティーズ(東京都目黒区)とチームを組んで実施した。建物は東京メトロ日比谷線の六本木駅から徒歩9分の閑静な住宅街に立地する。地下1階と地上1階は店舗で、今回リノベーションした住宅部分は2階(専有面積163m2)と3階(同153m2)。いずれも従前は3LDKだったが、今回はSOHO利用もできるように玄関を入った正面に40畳を超える広々としたリビング・ダイニングスペースを、左側に寝室や浴室などのプライべートスペースを集約した。
設計管理者のエイジは飲食店や店舗の設計を得意とする会社。大きな開口部のあるリビング・ダイニングは、コンクリート打ち放し仕上げの高天井(2.8メートル)とし、床材には、特注の無垢材を使ったフローリングの外側を大理石状のタイルで囲んだデザインを取り入れた。
工事費は約1億1000万円。月額賃料は2階が120万円、3階が135万円。都心生活を楽しむ経営者などの入居を想定する。
同社にとって大型の住宅リノベーションは今回が初めて。この経験やノウハウを基に、グループの主軸である新築住宅供給事業を展開する都内の城南・城西地区を中心に、老朽化した大型住宅の再生活用事業への進出拡大を目指すとしている。























