LIXIL不動産ショップサンジョウエステート 重松泰子社長に聞く 賃貸、売買の好循環目指す
住宅新報 2023年11月28日 号 7面
連載: 地域密着探訪
長崎市・佐世保市へのアクセスもよく、ベッドタウンの一面も持つ長崎県大村市全域を商圏とする。市内の取引相場は築15~20年、30~40坪の中古戸建てが1500万円ほどというが、賃貸入居者を将来の購入候補として獲得していくことが同社の狙いだ。
76年創業。もともとは建設業を営み、不動産部門を抱える形だった。02年の社長交代時に不動産会社へ転向し、不動産フランチャイズのERAにも加盟した。ブランド名が住通チェーンからERAに変更する時期も重なり、「商材も含め、業界が変わっていく期待感があった」と振り返る。
当初は家族経営の5人体制。土地の分譲に特化したため、業績の好不調が大きかったというが、加盟後は賃貸管理を受託するため看板戦略に注力。売主獲得のためのポスティングも強化し、地元紙に相続セミナーの告知なども行ってきた。今では賃貸、売買での売り上げシェアは50%超に伸長し、事業の柱に成長した。特に賃貸需要は旺盛とし、法人関係での単身者の部屋探し、戸建て賃貸を求めるファミリー世帯の動きも見られるという。賃貸管理戸数は現在500戸超だが、これに関わる営繕、塗装を含めたリフォームも収益を支える。「ERAに加盟しなければ、土地の分譲をする会社のままだった。FCの考え方を学び、組織を変えるため必要な体制整備や採用もした」と感慨深げだ。
























