三菱地所、豪州でファンド組成 日系初のバリューアド型 近鉄不動産も参画
住宅新報 2023年11月7日 号 4面
三菱地所は、アジア・オセアニア地域で投資マネジメント事業を展開するMEC Global Partners Asia社(シンガポール)を通じて、豪州の不動産運用会社と共同でバリューアド型ファンドを組成、運用を開始した。日系の不動産運用会社が複数のエクイティ投資家による大規模バリューアド型ファンドをオーストラリアで運用するのは初。同ファンドには近鉄不動産も参画した。取得した運用資産は、シドニー所在の大規模複合施設「60 Margaret Street」で、安定的なインカムを得ながら、バリューアップを図る。
バリューアド型とは、不動産賃貸からの賃料収入に加えて、割安に取得した不動産等に対して積極的に収益性を高め、不動産価値を増加させることにより、リターンの獲得を目的として運用されるファンドのこと。取得した物件は、安定した不動産賃貸収入獲得に加え、商業施設部分の外壁改修、賃貸床の新規創出、オフィスロビー・専有部の改修などにより、更なる物件価値向上を図る予定としている。
同物件は、1980年に竣工したシドニー中心部に位置するオフィス・商業の大規模複合施設。南北に縦断するメインストリートであるGeorge Streetに面しており、近郊鉄道のターミナル駅であるWynyard駅に地下直結し、大手企業及び各種商業ブランドの旗艦店が集積するエリアに立地する。






















