宝塚のウィル 今後3年で東京10店舗体制 情報格差なくして集客増へ
住宅新報 2023年10月3日 号 7面

兵庫県宝塚市に本社を置く不動産売買仲介のウィルは、今年創業30周年を迎える。関西、名古屋、東京で店舗展開中のウィルは現在20店舗、今後3年で都内に10店舗体制を敷こうとしている。同社では約20年前から、物件・顧客管理システムの開発に力を入れてきた。その責任者だったのが、当時、不動産仲介店舗の店長だった同社の室薫氏(現在はデジタルマーケティンググループマネージャー)。彼はその後、集客媒体がチラシからウェブへ移行する中、次々と独自性の高いサイトの企画・運営に携わってきた。現在の同社の集客を担う媒体である物件検索サイト及び約7500棟のマンション情報を収めた「マンション大全集」で年間843万PV、物件購入反響の数は3000件を超えるという。それらが、商圏を拡大する同社を支えている。今回は自社サイトにおける集客戦略について、室薫氏(写真(左))と、ウィルスタジオのコンサルタント、若宮稔基氏に話を聞いた。(聞き手・播俊希)
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ウィルが自社サイトに力を入れている理由は、自社媒体からの反響確保は当然ながら、不動産業界と消費者間の情報格差をなくすという使命感を持っているからだ。そのため20年前から、ユーザーが求める以上の情報を細かく丁寧にサイトに掲載してきた。例えば、リフォーム履歴や立地エリア、相場観、営業マンが現場で感じた空気感も含め、物件を検討する際に決して必須ではないがあると助かる情報をサイト上に公開。徹底的にユーザー目線に寄り添い、独自の分析で必要な情報を余すことなく発信している。「本当に役立つ情報を誠実に届けることが、お客様・会社のためになる」と室氏は語る。























