最近は景気の低迷や底なしの円安、先進国だけでなく中国、韓国にも劣る技術力の低下及び遅滞、電気自動車への出遅れなどがマスコミを通じて連日伝えられ、多くの日本人は自信喪失気味です。それを払拭するつもりか、「日本素晴らしい」という、あまり意味のない自画自賛的な情報がSNSや動画サイトを中心に出回っています。マンネリ番組の代表、ひな壇芸人による娯楽番組でも「日本素晴らしい」はいまだに人気テーマのようです。
本コラムではマイナーなテーマではなく、王道かつ本質的な意味での「素晴らしい日本」をお伝えして夏負けを解消し、気持ちの良い秋を迎えたいと思います。
若い建築家やそのクライアント層を対象にしている建築媒体では、いまだに金科玉条の如く、コルビジェやグロピウスのようなモダンデザインの巨匠を崇拝していますが、ゴシックリバイバルやビクトリアン様式が支配していた19世紀の建築のデザインに、どの段階でシンプルでミニマルなデザインが短期間の間に生まれたのでしょうか? その萌芽はスコットランドのグラスゴーにあります。

























