三菱地所、大丸有エリア防災 帰宅困難者に救護活動促す 東急不、ソフトB 竹芝エリアでIoT活用
住宅新報 2023年8月29日 号 4面
三菱地所がまちづくりを続ける東京の大手町・丸の内・有楽町エリア。関東大震災当時、旧丸ビル付近に救護所を設け、2011年に起きた東日本大震災のときには多くの帰宅困難者を受け入れた。同社グループによるこのエリアでの防災性のキーワードは「人命救護」だ。
同社は、東日本大震災が発生する前年に、ビルのBCPの一環として、建物の安全性を確認する行動手順書、負傷者の対応に関する行動手順書、帰宅困難者の受け入れに関する行動手順書の3つを策定。「震災当時も、その行動マニュアルに基づいて粛々と(帰宅困難者を)迎え入れた」(三菱地所)。同社の災害対応のきっかけは、100年前に旧丸ビル付近で救護活動を行ったことにある。就業者のみならず来街者など周辺の人もどのような形で救護できるのかを、試行錯誤しながら防災訓練を続けているという。
9月1日には、97回目となる総合防災訓練を実施。今回は、初めて警視庁と連携して訓練を行う。エリア防災に近い取り組みで、一部交通規制して、救出救助訓練や要救助者の搬送訓練、信号機滅灯訓練など、多様な訓練を行う予定だ。エリアでの情報を伝達できるように、官民連携により開発している情報連携プラットフォーム「災害ダッシュボード」の運用訓練・検証を行う計画だ。






















