GRC(Glass fiber Reinforced Cement)とは、鉄筋を必要としない新しいコンクリート製品です。耐アルカリガラス繊維で補強したセメント製品として、1965年代後半から実用化されたもので、内外装材や建築用装飾部材等に使用されます。GRCの製造方法は高強度パネル用のダイレクトスプレー法と、量産化に適したプレミックス法があります。
ダイレクトスプレー法は、モルタルガンを使用し直接モルタルを型枠に吹き付け、そこに耐アルカリ性ガラス繊維を定尺にカットし、モルタルに吹き付けていく工法です。プレミックス法は、所定の長さに切断した耐アルカリガラス繊維を、ミキサー中でセメント・セメントモルタルと混合し型枠の中に流し込むか、この混合物を押出しやプレスなどで成形する方法です。現在はプレミックス法が主流です。
GRCのメリットの第一は「強度と耐久性」です。耐アルカリガラス繊維は非常に強靭であり、セメント内部に組み込まれることで強度が向上し、高い耐久性を持ち、長期間の使用に耐えます。

























