東建やキリンなど東京・中野で弁当ゴミ削減 シェア容器の実証実験 将来的に他ビルでの展開も検討
住宅新報 2023年8月1日 号 4面

Meglooの使用イメージ
東京建物、キリンホールディングス、丸井グループは、「中野セントラルパーク」(東京都中野区)において、(株)カマン(神奈川県鎌倉市、善積真吾社長)のリユース容器を活用した容器シェアリングサービスの実証実験を行った。期間は7月24~28日。「中野セントラルパーク」に出店するキッチンカーのテイクアウト容器をシェアリング容器と置き換えることで、使い捨て容器の廃棄を減らすことを目的とした。今回の実証実験は、「中野セントラルパーク」において弁当ガラなどのゴミの削減について課題感を持っていたキリンホールディングスからの声掛けにより実現した。
同社では今回の実証実験の効果や課題を検証し、効果的であると判断すれば、「中野セントラルパーク」やキッチンカーでの実装を検討する。また、「将来的に他のビルへの展開も検討したいと考えている」(東京建物)としている。
実証実験では、キリンホールディングス本社が入居する「中野セントラルパークサウス」前にリユース容器Meglooの回収ボックスを設置。回収ボックスに返却されたリユース容器Meglooをカマンが回収・洗浄した後、再度キッチンカーに提供し繰り返し使用する。
中野セントラルパークに出店するキッチンカーは、直近3カ月で1日当たり平均443人が利用。今回の実証実験には合計35台のキッチンカーが参画し、実験期間中には、約3割の人にリユース容器Meglooを利用してもらい、テイクアウト容器の廃棄を約3割減らすことを目指す。
東京建物は、本社の紙コップ削減の取り組みとして、昨年にサーモス等と共同でマイボトル実証実験を実施。実際に実験に参加した社員からは、「自分の行動を少し変えるだけで目に見える形で環境問題に取り組める」と好意的に受け止められ、現在でもマイボトル利用が社内で広く浸透しているという。
マイボトルの実証実験を通して、「利用者が能動的に関われる取り組みであることや、保温性など機能の面で置き換え前のものに劣らないことがポイントとなると思っている」(同)ため、今回の実証実験でも同様の観点で参加しやすい取り組みとなるように企画した。





















