明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第494回 木密地域の土地区画整理事業 既成市街地では時間が必要
住宅新報 2023年7月25日 号 4面
【学生の目】
ゼミ活動の一環で浦安の街を歩き、不動産学と社会課題の関係を学修する中で、木造家屋の密集地域を見つけた。幅1メートルもない隙間のような通路を抜けて奥に進むと、中に空き地のような空間が広がっていた(写真)。〝ここは浦安市の土地です〟と書いた看板があり、木造密集市街地を解消するために市が買い取った土地とわかる。
浦安市の中央部で東西線浦安駅にも近いが、浦安市の発展と一線を画すかのように古い市街地が残されている。浦安はかつて海と川に囲まれた漁師町だったが、高度経済成長期の宅地需要の高まりに対応するために行われた海面埋め立てで市域が拡大した。ディズニーランドや京葉線の開通に伴って新興住宅市街地が形成され、東京ベイエリアを代表する都市となった。






















